海外旅行の旅先は人によって様々な観点で決めると思います。多くは世界遺産やイベント等の何かしら体験したいと思ったことがきっかけになるのではないでしょうか。
目的や行き先の決め方は人それぞれですが、今回は映画のロケ地となった場所から選ぶ旅先と、その魅力を紹介します。
記事を読んでこんな旅行先の決め方も素敵だなと思っていただけたら嬉しいです。
①ドバイ(ミッション・インポッシブル /ゴースト・プロトコル)
最初におすすめするのはアラブ首長国連邦(UAE)に位置するドバイです。
ドバイは中東ということもあり、テロがあったりして治安が悪そうなイメージがあるかもしれませんが、実は世界の渡航先ランキング上位に君臨するほど安全な街です。
また、初めてドバイに訪れた際には、砂漠の中の近未来都市といったイメージを持つことが多いようです。
そんな人気都市ドバイですが、ミッションインポッシブルの映画のロケ地になってたのをご存知ですか?
ロケ地となったのは2011年公開のトム・クルーズ主演のミッション・インポッシブルシリーズ4作目「ミッション・インポッシブル/ゴーストプロトコル」です。
映画は、核ミサイルの発射コードが敵の手に渡り、それを取り戻すために世界中を駆け回るストーリーとなっています。
映画の中では世界唯一の最高ランクホテル「ブルジュ・アル・アラブ」が登場し、主演のトム・クルーズが高さ300m以上あるホテルの外壁を登るシーンがあります。最高級ホテルに加えてドバイの景色が一望でき、映画を見たら思わず行きたいと思うこと間違いなしです。
ドバイ旅行の際には是非とも「ブルジュ・アル・アラブ」に泊まりたいものですが、最高級ホテルだけあって最低でも1泊15万円以上は覚悟しておいた方がいいです。
②マタマタ-ニュージーランド(ホビット/ロード・オブ・ザ・リング)
続いてニュージーランド北島にあるマタマタという町です。首都オークランドから車で約2時間程のところに位置しています。
マタマタはピーター・ジャクソン監督の映画「ホビット/ロード・オブ・ザ・リング」に登場するホビット村(映画の中では”シャイア”と呼ばれています。)のロケ地となりました。
映画で作り上げた世界観がそのまま残されており、足を踏み入れるとまるで本当にホビット村に来たかのような感覚になります。
袋小路屋敷(ビルボ・バキンズの家)を初めとする数十軒ものホビットの家や、居酒屋「緑竜館」、2重アーチの「めがね橋」等、映画で登場する様々な景色を見ることができます。
「ホビット/ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地を巡る日帰りツアーもあり、映画の世界を十分に楽しめるようになっています。
③武陵源・張家界-中国(アバター)
武陵源・張家界は中国湖南省の西北部に位置する山岳地帯です。
映画「アバター」内に登場するハレルヤ山のモデルとなりました。
また、武陵源風景名勝区としてユネスコ自然遺産にも登録されています。
壮大な形式は圧巻で、幻想的な山水の世界に魅了されます。
高さ300m以上をわずか1分で登ることができる「百龍天梯」や、全長900mにも及ぶロープウェイ等があり、中国屈指の人気観光スポットとなっています。
天下第一橋や迷魂台の景色を見れば、まるで映画「アバター」の世界に入り込んだかのように感じられると思います。
④スケリッグ・マイケル島-アイルランド(スター・ウォーズ/最後のジェダイ
スケリッグ・マイケル島はアイルランド南西部の沖合に位置する孤島です。アクセスはアイルランド本島からの海路のみです。
映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」で、ルーク・スカイウォーカーが身を潜めていた孤島として登場します。
天然石を積み上げて作られた修道士の小屋や修道院があり、ルークがここで身を潜めて暮らしていたことを感じることができます。
⑤パラッツォ・アドリアーノ-イタリア(ニュー・シネマ・パラダイス)
こちらはイタリアのシチリア州パレルモ県に位置する小さな村です。
映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のロケ地となったことで有名です。
噴水や広場など、様々な風景で映画のワンシーンが感じられます。
また、「ニュー・シネマ・パラダイス」の博物館があり、映画のストーリーをより深く楽しむことができます。
映画のロケ地で決める海外旅行の魅力
以上、映画ロケ地で決める海外旅行先5選でした。
普段何気なく見ている映画のワンシーンですが、どこで撮影しているのか考えながら見ると映画を見る際にもまた違った楽しさがあります。
また、映画を見てどこか気になり調べる過程で旅先のバックストーリーを知っておくことで、普段とは違う感慨深い旅行になることと思います。
旅行先に迷ったら自分が好きな映画のロケ地に行ってみるっていうのもいいかもしれませんね。