日の出を見られる温泉は全国でも数か所しかありません。その中の1つであるほったらかし温泉に行ってきました。
ほったらかし温泉の詳細について紹介したいと思います。
ほったらかし温泉とは
ほったらかし温泉は、山梨県山梨市にある天然温泉です。
山頂に位置し、新源泉の「あっちの湯」、旧源泉の「こっちの湯」の2種類があります。どちらも富士山を眺めることができますが、日の出が見られるのは「あっちの湯」のみです。
新源泉「あっちの湯」はpH 10.1のアルカリ性単純温泉で、美肌効果や湯冷めしにくい特徴があります。
基本情報
営業日:年中無休
営業時間:日の出1時間前~22時(最終受付21時半)
入浴料:大人800円、小人400円(0~6歳)
販売:フェイスタオル200円、バスタオル1000円
ほったらかし温泉という名前から、整備されていない秘湯のような場所をイメージしていましたが、実際はかなり整備が行き届いていました。
洗い場、シャンプー類、ドライヤー等の設備があり、タオルの販売もありました。さらにはカミソリの自販機まで設置されており十分手ぶらでも行くことができます。
そもそもほったらかし温泉の名前の由来ですが、元々介護施設を開発しようとしていたところに温泉を掘り当て、開発を中止して当時はそのまま簡単な露天風呂を作って無料開放していたことに由来します。
今ではしっかり温泉として経営しているので、既にほったらかしではないですが、当時の名前が今でも引き継がれています。
現在は年中無休で営業されており、日の出の1時間前から入浴可能です。時期ごとの営業開始時間の目安は以下のようになっています。
12~2月 6:00
3月 5:30
4月 4:30
5~7月 4:00
8、9月 4:30
10月 5:00
11月 5:30
駐車場に入れるのもこの時間からのため、車中泊はできません。注意してくださいね。
電車で行く場合は新宿から特急で約90分、山梨市駅で下車しタクシーで10分程です。山梨市駅から徒歩で行くことも無理ではありません。(1時間程かかります)
いざほったらかし温泉へ
早朝4時半の薄暗い時間帯に山頂に到着すると既に入浴券の券売機に長蛇の列ができていました。
この日の日の出は5時過ぎで既に入浴しているお客さんもいるようでした。
途中で入場制限がかかってしまい、温泉に入りながらの日の出鑑賞は断念しました。
代わりに山頂で日の出を拝みました。
入浴前に「気まぐれ屋」で絶品朝ご飯
日の出を拝んだ後は山頂にある「気まぐれ屋」で朝ご飯を頂きました。
ご飯、豚汁、生卵、漬物、納豆のセットで600円。プラス100円でご飯大盛もできます。この他に数量限定でほうれん草温玉もありました。
山頂でほかほかのご飯が食べられるは何にもまして幸せでした。
この朝ご飯が食べられるのはご飯が無くなるまでで概ね9時半頃までです。
8時頃には大行列ができていたので温泉に入る前にささっと食べてしまうのがおすすめです。
朝ご飯を食べた後、さっそく温泉へ。
今回は新源泉「あっちの湯」に入りました。写真が撮れなくて残念ですが、富士山を眺める絶景露天風呂でした。
熱めの内湯、露天風呂(あつ湯、ぬる湯)があります。
脱衣所にはドライヤーもあり、お風呂上りには髪をしっかり乾かせます。
脱衣所でロッカーを使用する場合は100円が必要です。この100円は返却されませんでした。
お風呂上りは揚げ温玉
お風呂上りはほったらかし温泉の名物でもある揚げ温玉を頂きました。
正直今回の旅行の目的はこの揚げ温玉を食べることでした。
この揚げ温玉非常に美味しかったです。中は半熟のとろり卵で塩味が絶妙にきいています。
1個140円でした。
こちらのお店では揚げ温玉以外に、ほうとうやラーメン、ソフトクリーム等たくさんのメニューがあります。
ソフトクリームは山梨ぶどうソフト、白桃ソフト、牛乳ソフトがあります。全て食べたかったのですが牛乳ソフトを頂きました。
やはりソフトクリームは牛乳に限ります。
まとめ
ほったらかし温泉の魅力は伝わったでしょうか。
都内からでも行ける場所に位置し、日の出が拝める温泉は希少です。
日帰りでいくこともできるので興味を持って頂けたら是非行ってみてください。