2019年7月9日-14日の6日間スペイン旅行に行ってきました。6日といっても移動で2日程かかったので実質使えたのは4日間です。サグラダファミリアやグエル公園等のバルセロナ観光を中心にバルセロナまでの飛行機の情報も発信していきたいと思います。
東京からバルセロナまでの行き方
バルセロナへは飛行機を乗り継いで約13~16時間かかります。ウィーンやミュンヘン等のヨーロッパ経由で行くのが最も早いのですが、お値段も結構高くなってしまいます。ドバイやアブ・ダビの中東経由でいくと時間はかかりますが料金を抑えてバルセロナまで行くことができます。
私はANAマイルが貯まるエティハド航空でアブ・ダビを経由して行きました。Etihad航空はスターアライアンスに加盟していないのですが、成田~アブ・ダビ間のみANAマイルを貯めることができます(ANAプレミアムポイントは貯まりません)。
もしJALマイルを貯めたい場合は同じく中東系航空会社のカタール航空でドバイを経由して行くのがおすすめです。
エティハド航空での旅程は、成田空港-アブ・ダビ空港が10時間、アブ・ダビ空港-エル・プラット空港(バルセロナ)が6時間で概ね16時間かかりました。
成田空港からアブ・ダビ空港へ
手続き後搭乗まで
成田空港からアブ・ダビ空港へのフライトは18時頃出発でした。エティハド航空のカウンターでは3時間前からチェックインできるのですが、受付開始時間より前から既にエコノミークラスの列には行列ができておりました。
しかしながら前日にオンラインチェックインをしていたのでこの列には並ぶことなく「Baggage drop」というカウンターで手続きできました。
通常の列であれば40分程度かかりそうでしたが、オンラインチェックインしてあったので15分程度で手続きが終わりました。
オンラインチェックインは航空会社や空港によってできたりできなかったりするのですが、使える場合は使ったほうがいいですね。
出国手続き等を終え制限エリアへ行きます。
成田空港国際線制限エリアで唯一プライオリティ・パスが使えるKALラウンジへ向かいます。
KALラウンジ入口に行くと既に10組程の行列ができていました。どうやら混雑しているため入室制限をしているとのことです。ゆったりくつろごうと思っていたのですが並んでまで入るのも微妙なので、スターバックスへ。
スターバックスはすいてて快適でした。のんびり飛行機を眺めながらキャラメルマキアートで一服つき、搭乗時間まで暇をつぶすことに。
このスターバックス成田空港第1ターミナルにあるのですが、窓から飛行機が見れて意外と良かったです。席もゆとりもって配置されていてくつろげました。
エティハド航空エコノミークラスへ搭乗
エティハド航空エコノミークラスへ搭乗します。機材はボーイング787-9です。エコノミークラス271席、ビジネスクラス28席の2クラス制です。
エコノミークラスの座席は3-3-3の3列なのですが最後部座席のみ2-3-2となっています。事前座席指定は有料で座席によって値段が変わるのですが私が予約した最後部座席は3900円程かかりました。
最後部座席の両端列は2席となっており、窓際の1席分があいているため荷物をそこへ置いておけます。最後部座席だとリクライニングができないこともあるのですが、エティハド航空の場合最後部座席であっても最大限のリクライニングができました。
エコノミークラスでも画面は大きく、リモコンも搭載しています。モニター下に折りたたみ式のテーブルがあるのですが、ここにドリンクホルダーがついています。
これが意外と便利で食後に貰えるコーヒーなんかはわざわざテーブルを出さずにしっかり固定できます。他の航空会社でも取り入れてほしいですね。
映画のラインナップも結構充実しており、日本映画も少しですがありました。
1回目の機内食はチキン、パスタ、フィッシュから選べます。
今回は2人での旅行だったためそれぞれパスタとチキンを選択。
パスタはいまいちでチキンが割と美味しかったです。この後の機内食を見て頂ければ分かるのですがエティハド航空の機内食はメイン+パン+お菓子(クッキー or チョコブラウニー)のシンプルなものでした。
機内食に関しては他の航空会社と比べてレベルが少し低めかなと感じました。
2回目の機内食はベジタリアンヌードルとチキンをオーダーしました。チキンは1回目と同じような感じで少し味付けとかを変えただけでした。
2回目についてはベジタリアンヌードルの方が美味しかったです。
飲み物はコーラをオーダーしたのですがぬるかったです。ドリンク注文の際はそこを考慮してお茶とかにしといたほうがいいかもしれませんね。
10時間程のフライトを経てアブ・ダビ国際空港へ到着。
アブ・ダビ国際空港で乗り継ぎ
アブ・ダビ国際空港では2時間程の乗り継ぎ時間がありました。荷物は成田空港でのチェックイン時に特別な手続きなく積み替えしてもらえる等のことでしたので受け取らずに大丈夫です。空港から出ることもないため、特に入国手続き等もありませんでした。
アブ・ダビ空港にはプライオリティパスで入れるラウンジが3つあります。「Al Dhabi Lounge」「Al Reem Lounge」「Diamond Lounge」です。
今回は「Al Dhabi Lounge」に行ってみました。
中はとても広く綺麗でした。食事やドリンク類も充実しており、深夜帯ということもあり人も少なかったです。このラウンジは24時間営業しているので深夜帯でも使えるのはいいですね。
シャワールームでシャワーを浴びた後、ここでゆっくり過ごすことにしました。
缶ジュースやお水は自由に飲んでいいみたいです。缶が小型なので色々なジュースが飲めて良かったです。
キュウリのようなものが入った水がありました。デトックスウォーターとかで健康に良いみたいなことを聞いたことがあります。多分これもそういった類のドリンクですね。
食後はシャワールームへ。受付で名前を伝えると案内してもらえます。歯ブラシ、シャンプー等のアメニティも揃っており、さっぱりしてから飛行機へ乗ることができます。
アブ・ダビ空港からバルセロナエルプラット航空まで6時間かかります。
機内食はあまり変わり映えしませんが、朝食のマンゴーパンケーキは美味しかったです。
バルセロナ滞在1日目-本場のチュロスを堪能
バルセロナ空港から中心市街地への交通手段は様々です。
地下鉄、バス、タクシーどれでも行けます。タクシーなら30分かからずに3000円程度で行けます。
私は5日間の地下鉄、バス乗り放題チケットを購入していたので地下鉄で移動することにしました。
この乗り放題チケットメジャーな観光地へ行くのにどこでも使えたので大活躍でした。
地下鉄はシンプルな路線図で分かりやすく、特に迷うことなく乗ることができました。
ホテルに荷物を預けたのちバルセロナ市街を散策してみました。
次の日のサグラダファミリアの入場チケットの受け取りがなぜかお土産屋さんであったので散策しながらお土産屋さんへ。
バルセロナの有名なチョコレート屋さんで本場のチュロスを頂きました。
スペインのチュロスは砂糖があまりかかっておらず、ホットチョコレートにつけて食べるようです。
ホットチョコレートが程よい甘さでとても美味しかったです。
粉末状のホットチョコレートの素も販売していたので、日本にお土産として持って帰ってもいいかもしれません。
バルセロナの宿泊先はヒルトンバルセロナです。
バルセロナ中心街から近く、観光の拠点とするのに最適です。
また私はヒルトンオーナズゴールド会員なので、最上階のラウンジが使える部屋にアップグレードしてもらえました。
ホテルの部屋自体はそんなに広くは無かったです。キングサイズのベッドが1つと、ちょっとしたテーブルと椅子があるだけでした。
窓からの景色は11階ということもあり良かったです。遠くに海も見えました。
そしてエグゼクティブルームにアップグレードされたのでホテル4階にあるラウンジが使い放題です。
朝はちょっとした朝ご飯が、夜はお酒と軽食が、おやつ時はクッキー等が並びます。
お酒やソフトドリンクが飲めるのでついついたくさん飲んでしまいます。
下の画像が18時~並ぶ軽食類です。
サンドイッチに焼き鳥にシュウマイとちょっとした夜ご飯としても利用できると思います。
バルセロナ滞在2日目-サグラダファミリア、グエル公園-
2日目はホテルの朝食からスタートです。
ビュッフェスタイルで種類も多く豪華でした。
そして朝食にもチュロスが笑
ここでもチュロスにはチョコレートソースをかけて食べます。ただこのチョコレートはチョコレートファウンテンのような濃いチョコレートですので非常に甘いです。もともとチュロス自体に砂糖が結構かけてあるのでチョコレートは無くてもよかったかもしれません。
また、各テーブルには塩や醤油の他にオリーブオイルがありました。さすがスペイン日常的にオリーブオイルを使用するみたいですね。
スペインの有名な観光スポットであるサグラダファミリアです。
当日入場券を買って入ることもできますがかなり行列していたので事前に旅行ツアーサイト等で購入しておくのがおすすめです。
事前購入であっても15分程度並びました。
また、サグラダファミリアにはエレベーターがあり、上まで行くことができるのですがこちらはエレベーターの時間が指定されています。15分単位だったと思うので時間を過ぎてしまわないように注意してください。
サグラダファミリアは後数年で完成するようです。ずっと建設中であるのが売りなのかと思っていたので少し衝撃を受けました。完成後にもまた来たいと思いました。
サグラダファミリア近くにあるパエリアのお店でランチを頂きました。行く先々でこのお店を見かけたのでスペインではよくあるチェーン店なのだと思います。
量は思ったほど多くなく写真のであれば軽く1人で食べられるくらいです。本場のパエリアは日本での少し固めのパリッとした食感ではなく、どちらかというとベチャベチャした感じです。これはこれで美味しいパエリアでした。
食後はグエル公園へ行きました。
サグラダファミリアからシャトルバスがでており、15分程度で行けます。
ただシャトルバスの発車場所が良くわからなかったのとタクシーに乗ってみたかったのとでタクシーを利用しました。
スペインはどこでも英語が通じるということはなく、スペイン語しか通じない場面も多々あります。タクシーの運転手さんもあまり英語が話せないようでしたが、とりあえず目的地だけは伝わったので良かったです。
グエル公園にも入場券が必要ですので事前に購入しておくことをお勧めします。旅行サイトによってですがサグラダファミリアとセットのツアーになってることも多いです。
グエル公園を満喫しホテルへ。
バルセロナ滞在3日目-バルセロネーター、モンジュイック-
3日目はバルセロナのビーチがあるバルセロネーター、モンジュイック方面へ行きました。
スペインの海は鮮やかな青で非常に綺麗です。
お昼には海岸沿いにレストランが並んでいる通りのオシャレなお店で頂きました。
魚介類がおすすめとのことだったので魚介パエリアと白身魚をオーダー。どうやらレストランではパエリアは最低2人前からとなっているようです。
下がモンジュイック城からの写真です。
モンジュイック城には300円程で入れます。海を見渡せる景色が良く、おすすめのスポットです。
また城に行くのにゴンドラに乗れるのでそれも楽しかったです。
バルセロナ滞在4日目
バルセロナ観光最終日はランブラス通りあたりの地区でお土産やショッピングを満喫しました。
下の写真はバルセロナ凱旋門です。
街中に立派に聳え立つ姿が荘厳で、写真を撮る観光客がたくさんいました。
お昼はたまたま通りかかった美味しそうなレストランへ。
ここでもパエリアを頂きました。
思えばパエリアとチュロスは毎日食べています笑
これはスペイン料理で有名なガスパチョという冷製スープです。
オリーブオイルとお酢のような味わいで今までに食べたことのない味でした。
少しクセのある味だったので好みは分かれるかもしれません。
食後はガウディ建築の1つであるカサ・バトリョヘ行きました。
こちらも入場券を買って中へ入ることもできますが、今回は外からの撮影のみ。
続いてカサ・バトリョのすぐ近くにある同じくガウディ建築であるカサ・ミラへ。
ここもカサ・バトリョと同様に外からの撮影のみです。
ガウディ建築を見た後はオリーブオイル専門店などでお土産をたくさん買って帰りました。
明日は10時頃の飛行機なので早めにホテルに帰り就寝。
バルセロナ空港から成田へ
帰りも行きと同様にエティハド航空でアブ・ダビ空港を経由して帰ります。
ただ行きと違うのはアブ・ダビ-成田間の飛行機をビジネスクラスにアップグレードしたことです。
エティハド航空のアップグレードはオークション形式です。事前に自分で入札額を決めて入札し、アップグレードが落札できれば前日にメールで連絡が決ます。
アブ・ダビ-成田間ですと入札可能額は9万~15万円ぐらいでした。実際ビジネスクラスに乗ってみると2席空席がありましたのでおそらく最低額の入札で十分アップグレードできます。
座席配列は1-2-1です。真ん中はペアシートのようになっており真ん中の仕切り板を下げておけば普通に会話もできます。
隣が知らない人の場合は仕切り版を上げれば問題ありません。
機内食がとにかく美味しかったです。搭乗前のラウンジで少し食事を取ってしまっており、すべて食べられなかったのが残念でした。
深夜便ということもあり食後はすぐに眠ってしまいました
起床後すぐにCAさんが朝食いるかどうか尋ねてくれます。どうやらこの便には朝食というものは無いようですが、いつでも注文できるメニューから朝食としていかがですかと聞いて頂けました。
そこまでお腹は減ってなかったのですがせっかくなのでオムレツを注文。
オムレツだけでよかったのですが色々と付け合わせがついてきます笑
何とかすべて食べきりました。
映画を見てたらいつの間にか成田空港へ到着。
まとめ
スペインバルセロナ満喫できました。
マドリッドやアンダルシアにも行って見たいと思ったのでまたいつかスペインには行くと思います。
また、サグラダファミリアが完成したら見に行きたいと思いました。